軽貨物ドライバーのお仕事
2021/12/06
はじめに
軽貨物配送の仕事とは・・・
みなさんは通販で商品を頼んだ経験はありますか？
おそらく、ほとんどの人が通販で注文して、宅配便で商品を受け取ったことがあると思います。
Y社、S社などの大手運送会社の他、今ではアマゾン様のような自社サイトで受注した商品を、自社の配送インフラでエンドユーザーまでお届けする仕組みが構築されています。
商品を配達しているドライバーは、Y社、S社の社員さんはもちろんいますが、制服を着用しているので判断できないと思いますが、その半数近く、地域によっては半数以上が社員さんではなく、業務を委託されている個人事業主のドライバーさんです。
個人事業主のドライバーさんがいるからこそ、国内の物流網が成り立っていると言っても過言ではありません。
そこで・・・
今回は、軽貨物のお仕事の仕組み、ロイヤリティ（手数料）、実際の収入例など、これから軽貨物のお仕事をやってみようかなと思っている方、始めたばかりでイマイチ仕組みが分からない方に少しでも役に立つ情報を配信できれば思います。
売上の仕組みについて
完全歩合制と日給保証
①１個配達完了して〇〇円
（個数建て運賃）
これは完全歩合制で、頑張った分だけ自分の収入になります。しかし、デメリットもあり、不在の場合の売上は0円であること、また曜日や時期によって配達個数に波動があり、稼げる日と稼げない日があるということです。ただ、担当するコースによっては安定した個数を確保できるコースもあったり、他のドライバーさんの応援に行って配達完了した分はプラスアルファの売上になります。
ヤマト運輸さん、佐川急便さん、郵政さんなどが例に挙げられます。
通常の平均的な単価は、１個配達完了して160〜180円くらい、繁忙期などはこれにボーナスが加算されたり、個数の少ないコースなどは一部保証として、出来高プラス5000円/日など様々な設定があります。
また、荷物の大きさ、夜間配達、代引きなどによって単価がアップする場合もあります。
②個数に関係なく1日（１回）稼働して〇〇円
（日給保証）
タイトルにもあるように定額日給×で稼働日数が月間売上になります。これは、Amazon様の配送などが例として挙げられ、個数に関係なく決められた時間内に用意された荷物を配達します。
こちらも個数は日によって波動があります。めちゃくちゃ少ない個数で時間も空き、のんびり配達できる日もあれば、個数建ての方が儲かるんじゃないかと思うくらい配達個数が多い日もあります。それ以外にも、周りで配達が遅れているドライバーさんの応援をしたりすることもあるので、協力性のあるドライバーさんが求められることが多いと思います。安定した収入の確保という点ではメリットがありますが、ドライバーが飽和状態の現場だと、稼働したくても稼働できないこともあります。そのような場合は、１つの現場だけでなく、別にもう１箇所くらいは稼働できる現場があると良いでしょう。しかし、所属する会社によっては持っている案件が少ないところもあります。その場合、収入の確保が厳しくなることも考えられますので、所属会社選びのポイントとして、どのような案件をどのくらい持っているか？など確認することをおすすめします。
